うれしかったいい話
スマホを池に落としてしまいました。
三脚で立てて写真を撮ろうとしてスマホを置いて、振り返ったらチャッポン、と音がした。
落ちた、、、、
公園事務所みたいなところに電話をしたら、平日に電話をしてくださいとアナウンスがあって、どうやら月曜日まで繋がらないみたいだし、拾いたいけど私の立っているところから水面までは2メートルほど下。
どう考えても諦めるしかないと思いながらも帰りがけに全然関係のない方に、どこに連絡したらいいかを確かめようとしたら、インフォメーションがあることを教わり、そこに行ったらあちこち連絡をとってくださり、落とした所に行ってくださいと言われました。
行ってみたら公園の整備の方が二人、すでにいくつかの網を持って待っていてくださいました。
面倒なことを起こして怒られるのではとおっかなかったのですが、「お~大変だね」と言いながら、池への傾斜を慎重に降りて、なんとスマホをすくい上げていただいたのです。
まるで金の斧を持って出てきた女神様のよう。
泥だらけのスマホをこれ?と渡されて大感激したのだけど、さらに感激したのが、ちゃんと待ち受け画面が表示されていたこと。
落としてから2時間近く池の中に潜って、泥にまみれてもなおちゃんと自分のお役目を果たしているiPhoneが凄すぎ。
帰り道、一緒にいた友達と、あの場面であんなに優しく声をかけながら危ない場所を降りて行ってスマホを拾うなんて神対応だと話しました。
きっと私たちなら連絡を受けた時点でイラついてしまうんじゃないかと。
優しい人にお会いできて、ポッと気持ちが温かくなった日でした。
大阪城パークセンター(だと思うのですが)のおじさま、本当にありがとうございました。
これからは気をつけます。
そしてスマホは今もちゃんと動いています。